車に関する事故が増加しだすのは寒い季節ですね。

寒い地域に旅行や出張される方は特に注意してくださいね!

 

車の故障の中で特に多いのがバッテリーの事故です。温度の影響を受けやすく、バッテリー上がりが発生しやすいようです。

 

家族とドライブ中、大事な会議に向かう途中などに突然エンジンストップ・・・。大事な場面で最悪の事態に。

 

なんてことがあるかもしれません。

自分自身だけでなく、周囲を巻き込むような事故を未然に防ぐためにも、しっかりチェックしていきましょう!

 

 

 

バッテリー電圧の正常値と異常値

自動車の一般的なバッテリー電圧は公称12Vのようです。

 

バッテリー電圧といっても、

 

  • エンジンが停止した状態
  • 走行中の状態

 

の2パターンの電圧がありますので、それぞれの正常値と異常値を見ていきましょう!

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エンジンが停止状態で確認

エンジンが停止している状態で電圧を計った場合、

 

正常なバッテリー電圧は12.5~13Vあたり。

交換するかしないかの迷い所でもあるグレーゾーンは12.5V以下からです。

交換するべき異常値は12V以下からです。

 

12V以下になってしまうと、最初からエンジンがかからなかったり、走行中に突然バッテリー上がりになるなど、大変危険です。

 

バッテリーは長く使用すると徐々に劣化し、いつかは寿命がきます。

しかし、気温の変化や車の乗り方によっては異常値あたりでも普通に走れたり、正常値あたりでもバッテリーが故障する場合があります。

 

なので、あくまでも目安として考えてください!

 

 

走行中の状態で確認

走行中の状態で電圧を計った場合、

 

正常なバッテリー電圧は13.5V~14.5Vあたり。

交換するべき異常値は13V以下からです。

 

走行中の状態で13V以下の場合は、バッテリーかオルタネータ(発電機)の寿命の可能性があります。

 

しかしこれらも前述した通り、あくまでも目安として考えてください!

 

バッテリーはなんとなくわかるけど、『オルタネータ』ってなに?

という人に説明しますと、

 

オルタネータとは、車に使用する電気を作り出す機械(発電機)です。

作り出した電気をバッテリーなどに貯めて、ライトやモニターに電力を供給しています。

 

オルタネータはエンジンが動く力を借りて、電気を作り出しています。エンジンが早く動けば動くほど、電気が多く作り出されます。

 

ちなみに、走行中に電圧を計らずとも、エンジンが早く動いていればいいので、車を空ぶかししても計ることができます。

 

また、シガーソケットに差し込むだけで電圧が計測できる超便利な器具もありますので、これなら走行中でも計測できますね。

 

 

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バッテリー電圧の寿命を疑うべき症状

①エンジンのかかりが悪い

バッテリーの役割のうち、一番重要で一番負荷のかかるアクションがエンジンの始動です。

 

冬でなくとも、エンジンがかかりづらいと感じた時はまずバッテリーを疑いましょう。

 

 

②電気系統のパワー不足

こんな症状、出てませんか?
  • ヘッドライトの明るさにバラつきがある
  • ワイパーの動きが遅くなる
  • ウィンドウの開閉が遅くなる
  • クラクションの性能低下バッテリー液の減りが早い

などの症状がで始めたら要注意!バッテリーの力がなくなってきている証拠です。

 

 

③バッテリー交換を2~3年していない

バッテリーの寿命は2~3年と言われています。

 

まだ大丈夫だと思っていたら、いきなりエンジンストップ・・・。

となっては後の祭りなので、ギリギリを攻めるよりも、正常なうちに交換しておいたほうが無難でしょう。

 

 

 

バッテリーを少しでも長持ちさせたい人

これを心がけよう!
  • 単純放電を控える
  • 車を定期的に(最低月1回)使用する
  • シビアコンディションでの走行を控える
  • バッテリーのひび割れ・液漏れ点検を行なう
  • バッテリー液の量は基準範囲内に収める

分かりやすく言うと、

  • 半ドアやライトの消し忘れ、エアコンの使い過ぎ等の単純放電を控えて、バッテリー切れを防ごう!

 

  • 走行するとバッテリーが充電されるので、乗る機会が少なくても車を定期的に使用しよう!

 

  • 走行距離が2万km以上、8km未満の連続短距離走行、30km未満の低速走行とアイドリング状態を控えよう!

 

  • 目視でバッテリーを点検しよう!

 

という事です!

また、簡単な清掃を行う場合は必ず濡れた布でふき取るようにしてください。(静電気による事故防止)

 

 

 

バッテリー上がりの解決策

①ジャンプスターターで充電

突然のバッテリー上がりなどに有効なのが、ジャンプスターターです。

 

いわゆる予備バッテリーですね。種類もいくつかあるようなので、お使いの車に合ったものを選びましょう。

車に常備しておくことで、不意のバッテリートラブルに役立ちます。

 

 

②他の車から電力を分けてもらう

ブースターケーブルを使用して電力を分けてもらう方法です。ケーブルのつなぎ方を間違えると大変危険ですので、充分取扱いに気を付けて行なうようにしましょう。

 

ブースターケーブルを所有している方ならしっかりとした知識を持っているはずですので、任せたほうが安心です。

 

 

③諦めて買い替えよう

「何回かバッテリー上がってるけど、まだまだ乗れるでしょ!」

と思っている方がいるかと思いますが、バッテリーは一度上がると『クセ』がつきます。

 

内部に大きなダメージを与えてしまい、より一層バッテリー上がりを引き起こしやすくなるのです。

 

そうなると、事故を招く危険性があります。

バッテリーはだいたい5000円出せば買えますので、命と天秤に掛けることがないようにしましょう!

 

 

④保険会社かJAFに助けを求めよう

もし突然のバッテリーの故障に見舞われた場合、任意で加入している保険会社か、JAF(ロードサービス会社)に連絡して、助けを呼びましょう!

 

任意保険に加入していた場合、無料でサービスを行なえるかもしれません。

 

 

 

まとめ

バッテリーの点検の大事さが少しでも伝わったでしょうか?

大切な家族や周囲の人たちを事故に巻き込まないように、バッテリー電圧などをこまめに確認しましょう!

 

しかし交通事故の原因はバッテリーの他にも身近なところに潜んでいます!

【車の窓の曇りを完全除去】湿度と温度差を無くす事が大切!

 

何事もこまめな点検が大事!快適なバッテリーライフ?を満喫しましょう。

この記事が皆さんのお役に立てたら幸いです♪

 

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丸山ジュンヤ

愛する人に尽くすことを生きがいとする23歳。
会社員の給料とは別にネットで副収入を得ようと頑張り中。
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